あわら市&坂井市の子育てお役立ち情報をお届けする『こそだてほっとスポットInformation』今回おでかけしたスポットは「道の駅さかい」です。道の駅と聞くと、「広い駐車場がある休憩場所」をイメージする方もいるかもしれないですが、実は結構おもしろい場所だと思います。
「その地域の道路、観光情報が知れる」場所であり、さらに、なんと言っても、「地域のここでしか買えない特産物」が販売されている魅力的な場所です。今回は坂井市坂井町の道の駅を紹介します。
▲入り口で大きな看板がお出迎え
地元の愛情をいっぱい食べて大きくなろう!
わたしたちの住んでいる坂井市には、胸を張って自慢できる食材がたくさんあります。三国町の越前ガニ、丸岡町のあげ、春江町のいちご、坂井町の米、お隣のあわら市は、さつまいもに柿や梨などがありますね。
これらの農産物を作っている方たちは、一年を通して愛情を込めて大事に作物を育てています。道の駅では数々の地域の食材が手に入ります。たくさんの方の気持ちが込もった地元の食材で、子どもたちを育てていきたいですね。
坂井市の農産物が買える「いねす」
▲坂井地区交流センターいねす
今回おすすめしたいのが坂井町の「いねす」です。お米、あげ、わかめなどの食材があり人気の食材は朝のうちに売り切れてしまうことがあります。
▲坂井町で作られているお米。ネーミングがステキ!(田中農園株式会社)
「いねす」の名前は坂井町は米どころなので稲がたくさんある(複数形)という意味と「坂井町はイイです」という2つの意味が込められているそうです。地域のみなさんから愛されてるお店だと感じますよね。
▲福井県産の「とみつ金時」はわが家の人気食材
子連れに◎の穴場レストラン!味処「けやき」
道の駅 さかいには、施設内に和食レストラン「味処 けやき」があります。けやきは、テーブル席と小上がりの畳の席があり、ファミリーにはありがたいお店です。
けやきの料理には地域の食材が多く利用されています。坂井市のブランド牛「花咲牛」のステーキをはじめ、いねす豆腐工場で作っている「名物 厚あげ」も味わえます。ですから、坂井市以外の方や県外の方と食事をするお店としても、けやきはピッタリの場所です!
わが家では大人は、ハンバーグ定食や本日のランチ、子どもたちはお子様ランチやきつねうどん、おろしそばを注文することが多いです。
▲けやきの看板も負けずと大きな看板
道の駅さかいの”看板かかし”
坂井町は、夏に行われているさかい夏祭りで「かがし」コンテストを開催しています。上位入賞作品は、坂井町のかがし展示場にて、1年間展示されます。
昔から米をたくさん収穫していた坂井町。やはり、問題になっていたのは作物を食べる獣の存在。そこで立てた作戦が、獣の嫌なにおいを「かがし」て追い払うことでした。昔の人たちの知恵が今もわたしたちに伝わり、かがしコンテストが開催されるようになったそうです。
▲坂井町は「かかし」で有名(2023年のかがし大賞)
ほかにも魅力がたくさん!
▲JAのATMと大きなかかしの展示
この他にも料理教室などの各種教室や、講演会などに利用できる部屋やコンサートなどに利用できる200席の多目的ホールなどもあります。(利用の仕方などは㏋で確認してください。)
地元の食べ物を食べたり買ったりするのはもちろん、展示やイベントが楽しめる道の駅「いねす」にぜひお出かけしてみてください。
▲観光情報ロビーなどがある建物
【坂井地域交流センターいねす】
住所:福井県坂井市坂井町蔵垣内34-14-1
電話:0776-72-7600
時間:8:00〜17:00(農産物直売所いねす市)
HP:http://www.inesu.jp/
Instagram:@inesu_sakai
◎ライター紹介
kiyon(キヨン)
坂井市在住/本に携わる仕事をしながら5歳・9歳の息子の子育て真っ最中!わたしたちの住む地域の楽しいこと、おもしろいことなど、日々の感じた発見を独自の目線でシェアしていきます。
Instagram:@kiyon_diary